2012.02.03
希望の一本松
改めまして、本年度主務を務めます深田賢一です。
TOKYOROCKSもようやく2012年度版へと変わりました。
時が経てば、古いものは新しいものへ、それと同時に記憶もぬりかえられていきます。
しかし、それは恐ろしいことであると、岩手県での野球交流を通じて考えさせられました。
建物などの景色は時間とお金が解決してくれるのかもしれません。
しかし、心の傷は一生かかるかもしれないと感じました。
「復興に終わりはない」このような言葉を強く胸に刻まれたように思います。
何かできないか。何かできないかと考えたら行動に移す。
誰にでもできることが絶対にあるはずです。
被災地に行くことで支援できること、行かなくても支援できることがあります。
実際に行くことで野球交流をしてきた私たちが今すべきことは「伝える」ことなのかもしれません。
私はこのブログを少しでも多くの人に見てもらい、
そこからまた周りのみなさんに伝えていってもらいたいと願います。
今回の経験により、「人と人とのつながり」という大事なことを教えられました。
人は人とつながり生きていきます。環境は文句を言っても変わりません。
色々なものを抱え、背負い、それでも前を向く強い高校生たちと
私たちはつながることができました。これは私たちの財産です。
必ずや大学日本一、甲子園出場と誓った想いを胸に日々を過ごし、
大学日本一になり、甲子園出場し、再び再会したいと思います。
風化させてはならない。伝えるということに部員一同努めて参ります。
(新4/主務/深田賢一)