2012.02.02
東北復興支援野球教室を終えて
こんにちは!
早稲田大学野球部主将の佐々木孝樹です。
今年度のブログでもよろしくお願いします。
さて、
私たち早大野球部は1/28、29の2日間、
岩手県で地元の高校生を対象にした東北復興支援野球教室を行いました。
もうすぐあの震災から1年が経とうとしているところですが、
被災地には私の想像を超える光景が広がっていました。
しかし、高校生はこのような環境にも負けず、大好きな野球に取り組んでいました。
最初は高校生に元気になってもらおうと思っていましたが、
このような姿を見て、逆に元気をもらう形となりました。
さらに今回の野球教室で、私たちの環境はどれだけ恵まれているかを再認識し、
野球に対するストイックさがまだまだ甘いことを痛感しました。
別れ際、早稲田はリーグ戦優勝、日本一を目指し、
高校生は甲子園を目指して、できることを精一杯やろうと約束しました。
その期待に応えられるように、一日一日を過ごしていこうと思います。
早稲田はこれからも、何らかの形で
復興のお手伝いを続けさせてもらおうと考えています。
被災地の復興は進んでおらず、被災者の方々は今も大変な生活を余儀なくされています。
震災から「1年しか」経っておりません。まだ、やるべきことがたくさんあります。
「何かをしてあげたい」と想うだけでは、何も始まりません。
行動に移してこそ意味がある。この2日間という時間でこのようなことを教わりました。
(新4年佐々木孝樹・早稲田実業)