4年内野手の成瀬です。
リーグ戦もあと1カードとなり、いよいよ引退が近づいてきたことを感じます。
自分が東大に入学したのは、六大学野球という舞台で野球がやりたかったからです。
また、自分が入れば東大を強くできると信じていたからです。
しかし、自分がレギュラーとして試合に出始めてから、
まだ東大に勝ちはついていません。
情けない気持ちでいっぱいです。
この立教戦が自分にとって最後のチャンス。
今まで自分を支えてくれた方々への恩返しのためにも、
自分の野球人生の集大成としても、なんとしても勝つ。
最後まで結果にこだわって必死に取り組もうと思います。
応援よろしくお願いします。
4年/副将・内野手/成瀬 隆彦(学芸大附属高校出身)
こんにちは。
3年外野手の岩崎です。
みなさんお忘れかもしれませんが、僕の生まれた日である10月10日は体育の日という祝日でした。
あの時までは・・・
忘れもしません。あれは1999年10月14日のことでした。
あの日、偉い人たちが決めたハッピーマンデーという制度により体育の日は第二月曜日へと変更になってしまったのです。
こうして、10月10日は祝日という地位を剥奪され、その日はただの平日になり、学校も会社も普通にあるという暗黒の時代が幕を明けました。
しかし、ある日僕は気づいたのです。こんなところで諦めてていいのか。自分の手で取り戻せばいいじゃないか、と。
その日から僕は人が変わったように勉強に明け暮れました。朝から晩まで、文字通り死に物狂いで机に向かい続けました。
そして一昨年、その努力は実を結び僕は東大に合格しました。
しかし現実とは時にどんなドラマよりも厳しく残酷なものです。気づいたときには法律とは程遠い教育学部にいました。僕の計画は暗礁に乗りあげ、ただ立ち尽くすしかありませんでした。
ところが!
なんと今年の2年生には法学部に内定した者が3人もいたのです。
彼らの手で、将来10月10日が再び祝日へとなり、差し込む朝日と小鳥のさえずりで目を覚まし、麗らかなそよ風が流れる窓辺に座って、遠くのほうから聞こえる音楽に耳を傾けながら、一日中ぼんやり外を眺める。そんな誕生日が来ることを願っています。
さて今年は祝日が土日とことごとく被る30年に一度の“極悪年”だったらしいですね。
でも野球部にはそんなのまったく関係ありません。祝日も土日も夏休みも僕の誕生日も容赦なくいつも通り練習が行われます。
再来週は立教戦 。
勝ち点を取った方が5位となり、東大悲願の最下位脱出もかかっています。
4年生と共に野球ができる日もごくわずかです。
勝利も勝ち点も最下位脱出も、全て手に入れるために
あと10日、最後の最後まで死に物狂いで頑張ります。
応援よろしくお願いします!
3年/外野手/岩﨑 総一郎(県浦和高校出身)
こんにちは。4年投手の吉松です。
自分の大学野球人生も、遂にラストシーズンを迎えました。
振り返ると、4年間というのは長いようで短く、
練習・試合を通じて多くのことを学ぶことが出来ました。
その中でも、初めて神宮球場のマウンドに立った感動は
今でも忘れることが出来ません。
また、ファン・OBの方々や応援団の皆さんなど、
多くの方に支えられて野球が出来ているということが身にしみる4年間であり、
このような素晴らしい環境に身をおくことが出来たことに感謝しています。
残り試合も少ないですが、今秋のリーグ戦では、
ラストシーズンにふさわしい結果を残せるように頑張りたいと思います。
4年/投手/吉松 宏晃(灘高校出身)